住む人と共につくる自然素材の家
Aさん宅は、築6〜7年。某メーカーで建てられました。
当時小さかったお子様も今や中学生、姉妹の子供部屋に、間仕切りが必要となってきました。
元々床に無垢材を使い、梁もあらわしにしてあるお部屋なので、間仕切りも杉材で作ることに決まりました。
「間仕切りはしても、姉妹のコミュニケーションがとれるように。」との奥様のご希望で、小窓を作りました。
引戸を少し開けて、「ちょっと消しゴムかして」。なかなか楽しそうです。
そして、もう一つのリクエストは、「リビングにパソコン用の机がほしい」ということでした。
元々部屋のコーナーに大きなテーブルを置いて、その上でパソコンをされていましたが、スペースをとるため、下の写真のようなデスクを造り付けしました。
三角のコーナーにパソコン、横に電話も置きます。
そして壁には棚を造りつけ、DVDソフトや本などを整理されます。
部屋のコーナーをうまく利用して、リビングがすっきり広がりました。
マンションに愛犬とともにお住まいのSさん、昨年に続き、2回目のリフォームです。
前回は和室を板張りにしましたが、今回はリビングの改装です。内容は、
@リビングと廊下の間仕切壁を撤去して、リビングのスペースを広げる。
Aリビングのビニールクロス貼りの壁を、一部板貼りにする。
B廊下がなくなったため、玄関とリビングの間に建具を入れる。
■木津川市S邸
畳を取り除き、桧の無垢材を張りました。 | |
天井には籐を張り、黒竹をアクセントに。 隅に配管が通っているので、その部分だけ斜めにしました。 既存の押入れは、仕切りがあり使いづらいとおっしゃていたので、 じゃまになっていたつっかえ棒をはずし、お手持ちの収納ボックスに合わせて 仕切り段の高さを変えて、収納しやすくしました。 また、襖はごくシンプルなシナベニヤの建具に変えています。 |
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和室とリビングを仕切る襖も、シナベニヤで製作しました。 ガラスを入れて、開放感が出ています。 |
マンションに愛犬と暮らしていらっしゃるSさんご夫妻は、和室のリフォームを希望されていました。
イメージもはっきりお持ちで、
@和室の畳を取り除いて、板張りにしたい
A収納をもっと便利に。
というものでした。
そこで…。
■木津川市S邸
■枚方市O邸 〜 耐震補強と改修工事
■加茂町A邸
南向きにゆったりとした家庭菜園の広がるO邸。
平屋のはなれを全面改修します。
耐震補強を行い、自然素材を使った内装にしました。
玄関建具の下は、これまでは20cmほどの敷居をまたがねばならなかったところを、ホールのタイルを貼り直すことにより、ほぼフラットなバリアフリー玄関となりました。 | 玄関を入って正面のリビングへの建具です。 床の桧に合わせて 桧のムク材にガラスを組合せてオリジナルな建具を作りました。 |
新たに窓を入れたリビング。(写真の左手は元は全て壁でした。) 出窓を3箇所入れて、その下は収納スペースとしました。(建具はまだ入っていません) カウンターには、杉のムク板をそのまま使いました。 |
リビングから開口部の向こうに少し和室が見えています。 従来は、廊下からしか入れなかった部屋を、大きな開口で続けることにより、どちらの部屋も広く使え、明るく風通しもよくなりました。 |
キッチンの前に作ったカウンター式の収納棚です。 これに建具がつきます。 カウンターは、水に強い桧のムク板を使いました。 |
玄関から階段を見上げたところです。 | 2階の廊下です。 壁には、壁厚を利用して飾り棚を2箇所作りました。 |
左手の壁にあるのが飾り棚です。 |