住む人と共につくる自然素材の家
耐震補強工事がほぼ完了し、
内装工事に入っています。
床は、杉の無垢板30mm厚のものを
貼りました。
厚みが通常のフローリングの倍の寸法があり
どっしりとした感覚が足に伝わります。
作りつけの造作家具も
ほとんどを杉の無垢板で作ります。
写真では見にくいですが、筋交いの内側に
ホールダウンアンカーを設置しています。
これも後施工アンカーで土台を貫通して、
基礎からボルトで固定します。
基礎のひび割れの箇所には、
後施工アンカーで補強の鉄筋を設置し、
コンクリートを増し打ちします。
その上に新たに土台を敷設し、
既存の土台とはボルトで緊結します。
奈良市Y邸 〜リフォームにあわせて耐震改修工事
構造用合板による耐力壁の施工です。
認定を受けた構造用合板を
その指定の釘で15cmの間隔で留め付けます。
全ての箇所の寸法を確認し、
施工不良がないかをチェックしていきます。
リビング
リビング
洗面室
■ 完成写真
本棚の横にはパソコンデスク。
これは栃の一枚板です。
「栃の絹肌」といわれるほど、
磨けば磨くほど艶が出て、
触った感じは滑らかになります。
こちらも杉材の食器棚。
受け金物で高さを簡単に変えることができます。
この前に引戸を設置します。
リビングの壁の一部に
天井までの本棚を作りました。
床下には、断熱材がなかったので、
新たに設置していきます。
耐震性能が向上するとともに、
断熱性能もかなり向上します。
そのあと
元のように石膏ボードを貼ります。
開けた壁や天井には
新しい断熱材を充填します。
筋交いの両端や柱の上下端には、
構造計算によって
強度上、必要な金物を設置します。
壁を一旦開けて、
筋交いを設置します。
補強に必要な箇所に、基礎を施工します。
既存の基礎とは、後施工アンカーで緊結します。
■工事中の写真