茶事用に炉を切った和室です。
漆喰塗の壁に網代の天井。
水屋も備えています。
照明は天井埋込で、ワーロン紙を張って造りました。
■精華町Y邸完成写真 はこちら…
2Fのこども室前のホール。
吹抜に面した広々としたスペースです。
南面の高窓から入る陽射しがあたたかく、
階下との一体感もあり、皆様に好評の空間でした。
12/9・10 完成見学会を開催、多数ご来場いただきまして、ありがとうございました。
給仕口は、アーチ状の火灯口。
網代の天井
水屋
11月18日
茶室を造っています。
アイランド型キッチンのカウンター。下部は収納スペースです。
11月1日
10月24日
先日吉野で仕入れてきたカウンター材を、順次取り付けています。
写真左はダイニングの出窓カウンター、栃です。
下の収納部真ん中の方立も、栃のみみ部分を加工した材を入れています。
写真右は、リビングの天井の下地を組んでいるところ。
ダウンライト用の配線も仕込んであります。
この上に、12mm厚の杉板を貼っていきます。
下駄箱のカウンターに使う栗の一枚板です。
栗は、他の材に比べ固くて重厚です。
上の写真は、材の反りを直しているところです。
これは、板をプレーナー(電気カンナ)
で製材しているところです。
材は、栃の一枚板です。床の間に使うため
上品な感じを出そうとなるべく薄く削ります。
削り方によって色が変わっていきますが、
栃の白い部分を削りだしています。
これは、出窓のカウンターに使う栃の
一枚板です。厚みが7cmほどありますが、
重厚な感じにするためなるべく分厚いまま
使おうと思っています。
上は、キッチンのカウンターに使う
桧の一枚板です。樹皮側のところを
そのまま残し、自然な感じを出そうと
計画しています。
10/16 カウンター材を仕入れに行きました。
ムクの一枚板を使い、それがそのまま仕上りのデザインとなるため、
直接現物を見て、触って、吟味します。
使う場所や用途に応じて樹種や厚さなど慎重に検討をします。
そしてそれをその場で製材してもらい、トラックで持って帰ります。
今回は、奈良県吉野の材木屋さんへ行きました。
階段は、桧の一枚板で作ります。
この階段の下には手持ちの家具を
入れるため、ぴったりの寸法にします。
大工さんは一枚一枚慎重に作っていきます。
階段の造作工事にとりかかっています。
10月3日
1Fの床に桧を張っています。
先週は良い天気が続き、外壁工事がすすみ、
左官の下こすり、杉板張りはほぼ完了です。
室内では、電気配線を始めています。
9/22(金)にはリビングの床暖房を敷設しました。
2階は、床の杉板を張っています。
9月25日
玄関建具の枠
外観(南)
9月20日
雨戸戸袋の下地工事。
9月14日
床下の給排水の配管工事です。
9月に入って…
2Fホールのサッシの枠を取り付けました。
昨日、今日で屋根のガルバリウム鋼板を葺いています。
「タテ平葺き」という屋根の仕上げです。(写真左)
南側テラスの屋根も組み上がりました。
大屋根の軒天と同じく、杉板を貼っています。(写真右)
8月22日 サッシ枠・屋根葺き工事
軒天井に杉板を貼っています。
壁際にあらかじめステンレス防虫ネットを貼り、隙間をあけて杉板を貼ります。
このスリットは通気口で、ここから自然給気し、屋根の垂木の間に入れた断熱材の上の隙間を通って、反対側(南側)の軒天井のスリットから排気されます。
空気の通り道をつくることによって、屋根に熱がこもるのを防ぎます。
8月17日 軒天工事
8月10日 屋根工事
Yさんご主人には、てっぺんまで上がって
棟木をたたいていただきました。
ご家族と家への気持ちを込めて。
無事に棟が上がったところで、お祝いの乾杯をしました。
8月4日 上棟式です。
朝からレッカーで材木を吊り上げこの日一日で躯体を組上げます。
ベースコンクリートを打設したところです。
7月25日
捨てコンクリートの上に鉄筋を配置したところです。
13mm径の鉄筋を15cmのピッチで配筋します。
これでこの日、配筋検査も難なく合格しました。
7月21日
7月13日、地鎮祭のとき神主さんから預かった鎮物(お守り)を
基礎の中央付近に埋めました。
工事の安全とお施主さんご家族の繁栄を祈願します。
基礎地盤が出来上がったところです。
基礎コンクリートの直下に防湿シートを
敷きます。
いよいよ、建物本体の工事です。
地盤改良工事です。地盤面から1.2m下まで
改良剤を混入させ人工地盤を作ります。
コンクリートが硬化したのち、型枠を解体し、
埋め戻します。
住む人と共につくる自然素材の家
■精華町Y邸建築日記 (■精華町Y邸完成写真 はこちら…)
3年ほど前から相談に乗せてもらっていた計画が、いよいよ進行し始めました。
大型犬を飼いたい、庭では畑もしたい、茶室があればいい、お花もしたいし、お菓子教室が出来るようなキッチンも欲しい…。夢多きご家族のプランをじっくりと煮詰めました。
南向きの大きな吹抜けと、そこへ向けてのぼるゆるやかな階段、ゆったりとした2階のホール。
リビングの真中に配置されたキッチンと、それに連続する茶室を兼ねた和室が大きな特徴です。
キッチンに立つと家中が見渡せます。
無垢材をふんだんに使い、がっしりと骨太の、ゆったり子育てしていくにふさわしい家です。