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■奈良市K邸建築日記 PARTT

構造材の施工が完了してきました。
図面の通りに金物を取付け、
外部の下地もほぼ完了しました。
屋根の施工も終わり、この後は、
内部の下地工事を進めていきます。

躯体の金物も、
ほとんどが施工を完了しました。

構造計算をして、力のかかるところには
それに耐えうる強度の金物を設置します。
材木と材木とのつなぎ目は、
全箇所、金物で固定します。
全てのチェックが出来た段階で
検査を受けます。

妻側も、棟にも、きれいなラインが出てきました。
和瓦の中でも、特にこの一文字瓦のラインは、
他のものでは出せない上品さがあります。

大屋根の瓦も
ほとんど葺き終わりました。
軒先の一文字の美しいラインが出てきました。

ベランダの防水工事です。
現場施工のFRP防水です。

外部の下地、ラス地です。
正面のポイントとなる
丸窓も取り付きました。

和風の木造建築ならではの
美しい架構が出来てきました。
「化粧仕上げ」と言って、
大工さんの仕事が、そのまま仕上げになる
部分です。

屋根の施工も、真最中です。
いぶし和瓦の一文字葺きです。
軒先をまっすぐに揃えるために
土を下に敷いて、調整していきます。

1階の床下地、根太の施工をしています。
材は、桧の6cm×6cmの芯材です。
それを約30cmの間隔で配置していきます。

垂木。
見えない内側では、金物で一本一本
しっかりと固定します。

仕上がった杉の化粧野地です。
艶やかでいて緊張感のある無垢の仕上げです。
この上に一文字瓦を葺いていきます。

垂木(屋根の下地)です。
45mm×60mmのしっかりとした垂木。
軒裏は化粧仕上げ(無垢材のままの仕上げ)となる
ため、予め大工さんがカンナがけをした材を
納めていきます。

2階から小屋裏を見たところです。
実にきれいな構造材が
緻密に組み上がってきました。

棟が上がって、屋根仕舞もほとんど出来ました。
柱は、全て桧の4寸(12cm)角で、
筋交いや間柱も全て桧を使います。
桧普請の家です。
棟を上げて躯体工事をしていると
周辺の道路まで桧の香りが漂います。

構造用合板が貼りあがってきました。
24mm厚の合板で、あらかじめ形状に合わせて加工してあり、
その寸法通りに施工していきます。
これによって剛床構造が実現でき、
耐震上かなり有利な構造となります。

2階の床組みがほぼ組めたところです。
ご覧のようにボルトを締め付けた後、
構造用合板を貼っていきます。

大きな材木がクレーンで吊り上げられます。
2階部分の構造材です。

1階部分の柱が立って、2階の床梁
がほとんど組めました。

あいにくの天候不良で、一日遅れの上棟作業です。
何とか今日一日で屋根の下地まで組んでいきます。

いよいよ大工工事の始まりです。
基礎も十分な余裕を持って養生してきました。
真夏のこの日、基礎の上は、37度です。
基礎パッキンを配置して、土台を敷設します。
土台は全て4寸(120mm)角の桧です。
レベル(水平)を確認し、通り(平行、直角)を合わせて、図面どおりに完了です。
明日は、足場を組み、明後日は上棟です。

立上りのコンクリートを打設しているところです。
この後は、コンクリートの強度が出るまでしっかりと養生します。
これで基礎工事の80パーセントほどが完成しました。

ベースコンクリート上に基礎の立上りを作ります。
そのための型枠を組んだところです。
このときにアンカーボルトを仕込みますが、この作業が基礎工事の中では最も精度を要する作業で、
合計132本のアンカーボルトを図面通りに配置します。

配筋が完了すると今度は、ベースコンクリートを打設します。
15cm厚のコンクリートです。
上右の写真の左手に見える鉄筋が高く立ち上がっている所は、浴室を作る部分です。
浴室は、このように鉄筋コンクリートの基礎を高くし、その上に土台を敷設して、木部を湿気から遠ざけます。
こうしてタイルや石、むくの木材などでオリジナルなお風呂を作ります。
ユニットバスとはまた違った趣きのお風呂が出来上がります。

捨てコンクリートの上に鉄筋を配置しているところです。
13φの異形鉄筋を15cmピッチで配筋します。
上右はその検査
(日本住宅保証検査機構)の様子です。
ピッチや定着長さ、コンクリートのかぶり厚、補強筋など入念な検査を受けました。
もちろん問題なく合格です。

いよいよ基礎工事の始まりです。
地盤は、調査の結果、補強の必要のない強度が確認できたので、
直接基礎で施工します。
但し、表土の一部が軟弱なところがあり、改良剤を何度も重機で踏みしめての地盤作りです。

8月30日

玄関庇の銅板葺き工事です。
一文字葺きです。
銅板一枚一枚を、寸法通りに加工して
取り付けていきます。
ご覧のように、今はキンピカの銅色ですがほどなく緑青がついて、
艶は目立たなくなり
上品ないい色合いになります。

奈良市で計画中のK邸。現在実施設計中です。
機能性やデザイン、外観、使用材料など細部の打合せを
重ねています。
町並みに合った伝統的な和風の外観、機能性と素材に
こだわった内部。概ねの計画ができました。

9月11日

8月31日

9月4日

8月24日

■奈良市K邸建築日記 PARTT
■奈良市K邸建築日記 PARTU

■奈良市K邸完成写真

奈良市K邸 PARTT

8月21日

(■奈良市K邸建築日記 PARTU はこちら…)

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9月20日

8月29日